白猫サティの、YouTube動画を愉しみまくる!

どれを見ていいか困るほど、たくさん溢れているYouTube動画。そんな中からオススメを、過去動画からも掘り起こします。エンタメから教養系まで、面白い動画を楽しんでくださいね!

乗り越えたのは、孤独だけじゃない。YouTuberラファエルが、仮面の裏の真実を語る【ドキュメント】

派手な金遣いや過激な言動で知られている、仮面YouTuberラファエル。素顔も私生活も謎に包まれていたが、モデルプレスのインタビューを受け、幼少時代から今日までの軌跡を包み隠さず話した。東京から大阪・名古屋とラファエルゆかりの場所を訪ね歩く、4日間の密着取材だ。(ネタバレ注意)

 

▇ 今日の紹介動画 -1 ▇

【栄光と挫折】過去の真実を全て話します。ラファエルがどのようにして成り上ったのか!?【ラファエル】


▲「ラファエル」2019/05/25公開動画より 

幼少時代からの思い出の地を、吉田明世と一緒に訪ね歩く

今年1月にチャンネルをアカウント削除されたラファエル。ゼロからの出直して4ヶ月、すでに登録者100万人を越えている(2019年5月現在)。アクシデントを乗り越えて成功を手にしているが、これまでどんな道を歩んできたのか。

モデルプレスの取材は、吉田明世(TBS退社後フリーアナウンサー)がラファエルと一緒に思い出の地を訪ねて歩くドキュメンタリー構成になっている。おふざけはいっさいなしだ。

両親の不仲・離婚、借金で家を無くした幼少時代

ラファエルが幼少時代を過ごした家は、すでに人手に渡っている。だが当時の面影を残したまま現存していた。家を見つめながらラファエルは、懐かしさに声を震わせ辛い思い出を話し始めた。

喧嘩の絶えなかった両親。酒癖の悪い父親がビール瓶を投げつけ、姉と一緒に風呂場に隠れていたこと。その家は父親の借金返済の為に売られたという。それが原因となり両親は離婚した。

取材中、ラファエルの声は穏やかでトーンも低い。普段の動画とは全く違う。淡々と話してはいるものの、幼少時代の孤独や悲しさがじわりと胸に伝わってきた。

 

f:id:sironekosatie:20190528115418p:plain

▲「ラファエル」2019/05/25公開動画より引用  現存していた幼少期の家に衝撃を受けるラファエル  https://www.youtube.com/watch?v=9r--XA6qaiA&t=798s

 

ラファエルの“今”を形成し始める名古屋時代

両親の離婚後は、経済的に厳しい暮らしが続いた。定時制高校時代、ラファエルは仕事に明け暮れる。ファミレスの調理に始まり、繁華街での客のキャッチ。この仕事を通して話術が鍛えられたと言う。

卒業後は名古屋の自衛隊に入隊。自衛隊のエピソードは動画中でもよく触れている。危険や災害から人々を守るという、今振り返っても最も誇らしく思える仕事だと話した。だがもっと自己評価される職に就きたくなり、歩合制営業職のサラリーマンへ転職する。

社会に出て独り立ちした名古屋時代は、さまざまな経験を積んで成長した。ラファエルが最も尊敬する人物も、営業職時代の上司である。取材の中でその恩師が登場し、ラファエルとの再会を果たした。

 

▇ 今日の紹介動画 -2 ▇

自衛隊入隊を考えてる方へ(元自衛官が適当に自衛隊の事話しま─)

▲「ラファエル」2016/10/28公開動画より

 

あのCMが、YouTubeを始めるきっかけだった

ラファエルが順調に出世街道を走っていた頃、あるCMが人生の大きな転機になった。「好きなことで、生きていく」。このキャッチコピー、そう、YouTubeの CMだ。営業職に打ち込んではいるものの、何か物足りなさを感じていたラファエル。これを機に、YouTubeでの活動をスタートさせる。

まず、自分を売り出す唯一無二のスタイルを模索した。当時は金持ちだとか遊んでいるとか、自分から何でも暴露するキャラクターはいなかった。そこに目を付け、今のラファエルの土台を作っていく。サラリーマンとのかけ持ちで顔出しできずにかぶった仮面、これも個性を際立たせた。やがてサラリーマンを辞め、YouTube1本への道を歩み始める。

夢を叶えた裏には、見えない努力の積み重ねがある

高校、自衛隊、サラリーマン。ラファエルはどの時期も休みなく仕事に打ち込んでいる。サラリーマン時代は部屋に姿見の鏡を置き、そこに映る自分を客に見立てて何度も挨拶の練習をした。出世が早かったのは、誰よりも営業訪問数が多かったからだ。

天才やバックボーンのある人間に勝つためには、人の倍、働くしかないと話すラファエル。大事なことは、「迷ったら、やる」だ。

この動画のような、作り手の人間性に迫るドキュメントは深みがある。1時間弱と長いが、見応えがあった。人自身に魅力を感じる要素が増えると嬉しくなる。

 

(C) 2019 shironekosatie All Rights Reserved.